【フランス語ってどんな言語?】発音・文法・語彙の特徴と「優雅で明晰な言語」の姿

imaizumisho

新しい外国語に手を出すのはいつだって大きな期待とちょっとの不安が伴います。今回は、フランス語に興味がある! フランス語を勉強したい! という方に向けて、フランス語という言語をざっくりと紹介します。

独特の発音、奥深い文法、英語とも親和性の高い語彙など、フランス語学習は興味深いことばかりです。単純にフランス語ってどんな言語か知りたいという方も、英語学習に役立てたいという方も読んで興味を持ってもらえるように書きました。

※ この記事は、『(旧)やるせな語学』(2019年3月)に投稿したものを、加筆修正したものです。

フランス語の発音

「フランス語の発音は難しい」なんて話をよく聞きます。フランス語をこれから学ぼうとされている方も、もしかしたら聞いたことがあるかも知れません。

映画などでフランス語を聞いてみて、あの独特の抑揚のある言語の発音はどうなっているだろうと思った方もいるかもしれません。

「フランス語の発音は難しい」という考えは、ある意味正しく、ある意味間違いであるとも言えます。以下では、フランス語の発音の難しいところ・簡単なところをそれぞれ考えて、フランス語の発音をイメージしてみましょう。

発音のここが難しい!

  • 独特の音を発するのがそもそも難しい
  • eの発音の区別が難しい
  • 読まない文字多がい
  • リエゾン、アンシェヌマンがある

おそらく、「フランス語の発音は難しい」という言説の根拠になっているのは、主に最初と最後のやつだと思います。

「音」を発するのが難しい

フランス語の発音は、英語やドイツ語、イタリア語などの周辺語とはちょっと響きが違うのは確かです。

たとえば、フランス語で「こんにちは」といえば、Bonjour!(ボンジュール)ですよね。ただ、この2単語だけでも、フランス語の「音」をそもそも発する難しさが満載です。

この単語の発音のポイントは以下です。

  • Bの後のon「鼻母音」
  • jouは「ジュ」というより「ヂュ」といった感じ
  • 最後のrは、のどの奥から「グ(ヴ)ー」みたいながらがら音

鼻母音とは鼻に抜ける音のことです。より正確には、Bonは「ボン」ではなく、鼻に抜けながら「ボ~」です。(カタカナの限界・・・。)少なくとも、nは[n]として発音しません。

フランス語のrは、あの独特ののどの奥から出る音です。(カタカナ表記不可。)

本物のBonjourとカタカナ「ボンジュール」の発音は相当違います。これらのフランス語の「音」は、日本語にも英語にもないものが多いので、それなりに練習しないといけません。

eの音の区別

フランス語の母音で、特に苦労するのはeの文字です。

この文字は、後ろにどんな音節にあるか(後ろにどんな文字が来るか)で、発音が変化します。また、eには、しばし語中でé, è, êといった謎の記号が付きます。

いかにも「新たな外国語!」という風情をかき立ててくれる記号ですね。これは「アクサン記号」と呼ばれています。これがあるかないかで発音が変わったり意味が変わったりするので、この記号をセットで覚えることは必須です。

そして、これらはそもそも音として日本人が区別するのは結構難しいです。

例えば、excédent(超過・黒字)という単語があります。この単語ではeの文字が3つ出てきますよね。

excédent
「エクセド~」←無理矢理カタカナで書くなら

この語中の3つのeの文字は、すべて全く違う発音になります。規則的な発音ではあるのですが、そもそも区別するのが難しいです。

最初のeは、割と日本語の「エ」に近い音です。「広いe」なんて呼ばれたりします。

アクサン記号が付いた次のéは、エはエなのですが、もうちょっと「イ」っぽい感じです。「狭いe」なんて言ったりします。

最後のeは後ろのnとセットのen「ア~」みたいな鼻母音です。聞いた感じは「オ~」の方が近いかも知れません。

そして、アクサン記号のないeでも、その文字がどんな音節にあるかによって発音が「広いエ」であったり「狭いエ」であったり、はたまた「ゥ」みたいな脱力した音になったりします。規則通りではありますが、これが最初は結構厄介です。慣れるまでは大変だと思います。

読まないけどリエゾンしたら読む

フランス語では語末の子音は基本読みません。

先の例ではexcédentを「エクセド~」と表記しましたが、語末のtは読みません。これはフランス語全般の割と大きな規則です。

しかし、フランス語には「リエゾン」というものがあります。名前は聞いたことがあるかも知れませんが、音が「くっつく」ことです。

例えば、次の単語を見てください。

petit(小さな)発音「プティ」

ami(友だち)発音「アミ」

petitは語末にtがありますので、これは読みません。読み方は「プティ」という感じです。(お気づきかも知れませんが、カタカナの「プチ」はこのpetitから来ています。)

petitで「プティ」、amiで「アミ」ですが、くっつけたら、petit ami「プティミ」という風に語末のtを読まないといけません。これが「リエゾン」の正体です。

リエゾン

petit + ami(プティ+アミ)

petit_ami(プティタミ)

文中でリエゾンする場所としない場所は決まっています。これが自然に出来るようになるまではある程度スペルを見ながらフランス語を発音する練習が必要です。

※ 英語の発音教本などでは単に音の連結について「リエゾン」という用語を使うことが多いですが、それにあたるフランス語は「アンシェヌマン」です。フランス語で「リエゾン」というと、「本来発音しない文字を、連結の結果発音するようになる変化」のことを指します。

発音のここが簡単!

  • 発音とスペルは基本一致
  • リエゾンも規則さえ覚えればいい
  • アクセントを覚えなくていい

発音の難しいところを挙げたので、やっぱりフランス語の発音って難しいじゃんと思ったかも知れません。

しかし、見方によってはフランス語の発音は簡単です。むしろ、英語よりもずっと簡単ということもできるかもしれません。

発音とスペルは一致

読まない文字は多少あったりしますが、基本的にフランス語では発音とスペルが一致しています。これが英語の発音と違う点です。

英語は、長い歴史の中で発音とスペルが乖離してしまったので、見た目上スペルのローマ字読みと違う発音をする単語も多いです。

フランス語では発音の規則があって、どの場所に来てもその規則従って発音されます。そのため、初めて見る単語でも基本的には発音できますし、初めて聞く単語でも書き取ることができます。

フランス語の発音には規則は多いですが、それさえ覚えれば発音はかなり楽です。規則さえ覚えて基本的な「音」をだせるようになれば英語より簡単だと言えるかも知れません。先ほどあげたeの文字の発音も場所によって大多数は明確な規則に則って発音されます。

アクセントは覚える必要ない

フランス語では、単語を覚えるとき、アクセントは覚えなくてもいいです。

覚えなくても良いというか、そもそもフランス語には、英語のような意味での「単語のアクセント」という考えがそもそもありません

辞書で発音記号を見てみても、フランス語の単語にアクセントはどの単語にもついていません。

フランス語では英語的な、アクセントの音節を「強く」発音するという考えがあまりないのです。どちらかというと、フレーズ末や文末の母音を、すこし長めにたっぷりと発音することがアクセントの役割を果たします。そのため、各語に強く読む特定の音節などないのです。

英語と比較すると、次のようです。

英語 It is impossible.
/イト・イズ・インポッシブル/

仏語 C’est impossible.
/セタンポッシ~ブル/

見た目は似ていますが、英語が「イト・イズ・インッシブル」とpoに強いアクセントを置きます。一方、フランス語では、「セ・タンポッシ~ブル」という感じで、最後に発音するsiblという音節をちょっと長めにたっぷりと発音します。これがフランス語の独特のリズム感を生んでいるわけです。

フランス語の文法

フランス語の文法は、やはり難しいと思っている方も多いと思います。

フランス語に限らず、新しい言語のの文法を学ぶ上で大切なことがあります。それは、どこが大変かをなんとなく理解しておくことです。

それが分かって入れば、難しい文法事項にあたったとしても「ここは難しいところなんだな」と認識できます。挫折を防ぐためには、ある程度このように全体像が見えておくことが必要です。

フランス語の動詞の活用を覚えるのは大変です。一方で、ドイツ語のように名詞・形容詞が格変化したりすることはありません。どこが難しいかは見方次第です。

以下では、日本語と英語を知っている人にとって、フランス語文法の難しい点をピックアップしています。

仏文法のここが難しい!

  • 名詞・形容詞には性数変化
  • 直説法現在の不規則活用
  • 時制が多い
  • 代名詞の用法
  • 条件法・接続法

名詞・形容詞の性数変化

名詞には格変化はありません。これは英語と同じです。複数形もほとんどは-sをつけるだけです。

一方で、すべてのフランス語名詞・形容詞には「性」と呼ばれるものがあります。男性名詞・女性名詞に名詞は大きく二分されるのです。

名詞を覚えるときはこの「性」もセットで覚えます。慣れてくると見た目から何となく名詞の性は判断できるようになってくるのでそこまで心配しなくても大丈夫です。

ただ、名詞の性によってそれを修飾する形容詞やそれを受ける代名詞も形が変わってくるのがフランス語の特徴です。形容詞も性や数によって形が変わるので、最初は慣れが必要だと思います。

動詞の活用

動詞の活用を覚えるのも大変です。仏文法学習の大部分を占めるのは動詞の活用を覚えることだといっても過言ではありません。

規則動詞が大部分ですが、不規則な活用をする動詞も多いです。仏文法で最初に習うのは直説法・現在時制です。もちろん最初には規則動詞を学習します。しかし、そのあとで、不規則活用をする動詞がやたら出てくることにすぐ気づくでしょう。

そして、英語も同様ですが、不規則活用する動詞は、日常的に使用頻度が高いものばかりです。ここが最初に乗り越えなければならない仏文法のハードルです。

現在時制の活用は、その他の時制の活用の元になる形が多いです。そのため、ここでしっかり活用を最初に学んでおくことはとても重要です。

フランス語の時制

フランス語の時制は、英語に比べても数が多いです。

フランス語の時制(直説法)

現在、半過去、複合過去、大過去、単純過去、前過去、単純未来、前未来

これらの中には日常的にはほとんど使わないものも含まれています。とりあえず身につけるべきは、太字の5時制だと思っておいても良いと思います。

英語と違って、それぞれの時制について活用を覚えないといけません。現在時制以外はすべての動詞に共通の語尾が決まっているので、現在時制の応用でほとんどの動詞の活用は分かるようになります。

そしてフランス語の活用はこれだけでは終わりません。

直説法以外に、「条件法」「接続法」という動詞の形もあります。(英語で言う「仮定法」の世界を担う形だととりあえずは思ってもらって大丈夫です。)

これらそれぞれの「法」について、また現在や(半)過去といった活用形を覚えないと行けません。

これだけ聞くと大変そうに思えるかも知れませんが、各時制の活用語尾自体はすべての動詞に共通なので、最初にしっかりと語尾を覚えさえすればそれほど恐れるに足りません。とにかく直説法現在の活用がすべての基本です。そこを避けてはフランス語マスターにはなれません。

代名詞

フランス語初級文法の段階で、結構学習者を悩ませるのが「代名詞」です。

私が仏文法を最初に学んだときも、この代名詞はずいぶん厄介だなという印象を持ちました。フランス語の代名詞がやっかいな理由は、英語的な考え方では説明できないものが多いからです。

代名詞は、直接目的語か間接目的語かで形が変わるものがあったりします。主語と同じものが目的語になると再帰代名詞を使います。関係代名詞ももちろんいくつか形があります。

なかでも一番初心者が苦しむのは「中性代名詞」と呼ばれるものではないでしょうか。

前の文の内容を受けたり、特定の前置詞と名詞の組み合わせをセットで受けたりする代名詞です。時には漠然と副詞のようにも使われたりします。

ここでは深入りしませんが、中性代名詞le, en, yなんて出てきたら、ある程度多くの例文にあたってそのイメージをつかむことが必要になってくると思います。

「法」

条件法や接続法の難しさは活用を覚えるところというよりも、むしろその用法にあります。

ヨーロッパの言語では、特に「接続法」が導入されるところで、なんとなく言語が1段階難しい世界に入ったという印象を受ける人も多いと思います。

「法」が変わると言うことは、話し手が「世界をどのように見ているか」が変わるということです。これが言語内で微妙なニュアンスや約束事を生んでいくわけです。

条件法や接続法がでてきたら、初級文法の段階ですべてを理解しようとせず、「こういう言い方があるんだ」というぐらいにしておくのも、学習を続ける一つの手です。

中級に入って文章をもっと読みながら身についていくところも多いので、あせらず、フランス語観のようなものを磨いていくといいと思います。

フランス語の語彙

フランス語の語彙学習は、発音や文法に比べると、取り組みやすいです。

英語からフランス語に進む人にとってはかなり楽であるとも言えるかも知れません。また、英語の語彙力アップにもフランス語の単語を知っておくことはとても有益です。

語彙学習のここが簡単!

  • 英語と似ている
  • 複数形は基本-sをつけるだけ
  • 発音・アクセントは基本規則通り

フランス語の語彙は英語と見た目上似ているものが多いです。世界の言語では一番似ているといってもいいでしょう。

実際には、長い歴史の中で英語がフランス語の語彙を大量に取り入れたために現在のようなかたちになってしまいました。

試しに私の手元にある仏単語集のあるページに収録されている単語を見てみましょう。

considérable かなりの(considerable)

excès 行き過ぎ(excess)

pointe 先端、ピーク (point)

atteindre 到達する (attain)

lier 結びつける 

solution 解決 (solution)

autorité 権威 (authority) 

dramatique 悲劇的な (dramatic)

( )内の英語から意味が推測できるというものも多いのではないでしょうか。いかに英語の語彙がフランス語の影響を受けたかが分かります。

複数形も規則通り作られるので、フランス語の語彙学習はとてもしやすいです。コツをつかめれば一気に大量の語彙を覚えることが出来ます。

発音・アクセントも「発音」の章で述べた通り、基本は一語一語覚える必要はありません。規則さえ覚えておけば、どんな単語も発音できます。(例外はもちろんあります。)

語彙学習のここが難しい!

  • 名詞は性を覚えないといけない
  • 動詞は活用も覚えないといけない
  • スペルが英語と似てるけど違う

全体的には取り組みやすいフランス語の語彙学習ですが、厄介な点ももちろんあります。

まず、名詞は性を覚えないといけません。これを覚えてないと、仮に読めても文中で使うことはできないと思ってください。慣れたらだんだんどんな名詞がどっちの性になるかはわかってくるものですが、最初は大変です。

動詞の活用も初めはいちいち覚えておく方がいいです。

英語と似ているというのはフランス語の大きなメリットではありますが、一方で面倒な部分もあります。「似てるけど違う」ということも多いです。次の単語を見てください。

英語 development
仏語 développement

たぶん英語を知ってたら、フランス語を見て意味はすぐに分かると思います。ただ、これを書くとなると英語の知識はむしろ妨げになりかねません。アクサン記号や子音の数などは英語としっかり区別することが大切です。

ただ、繰り返しになりますが、フランス語はスペルと発音が一致している言語です。発音の規則が分かればスペルはかなり覚えやすくなります。

他の言語との関係

フランス語を学習するとどんなメリットがあるか、他の言語との関係から見てきましょう。

英語

まず、英語学習において、直接的なメリットが最も大きい外国語はフランス語だと私は思います。英検1級に出てくるような難単語を覚えるにあたって、フランス語の知識はずいぶん学習を助けてくれます。フランス語やイタリア語やスペイン語など、ラテン語から派生した言語と英語はそれだけ「見た目上」似ているのです。

フランス語を知っていると、英語の語彙学習は楽になる部分が多いです。英語とフランス語の親和性を考えると、高いレベルの英語力を身につけたいならフランス語を知っておくことは大きな意味があります。

語彙的には英語ととても共通点の多いフランス語ですが、文法的には英語とは違う部分が大きいです。ゲルマン語の英語に対して、ラテン語由来のフランス語ですので致し方ないところ。

イタリア語

フランス語と文法的に近い言語はなんと言ってもイタリア語です。

もしイタリア語とフランス語をどちらもやってみたいという人は、2つの言語といえど、学習はかなり楽になると思ってもらって大丈夫です。

動詞の活用、時制、代名詞の用法などは、フランス語とイタリア語はほぼ共通しています。謂わば、フランス語のこれが、イタリア語ではこうなるというのを学ぶだけで文法学習は済んでしまいます。(逆もまた然り。)

これは同系統の言語の特権ですね。

ラテン語

ラテン語とフランス語は直接の親子関係ですので、親和性は高いです

ただ、フランス語はイタリア語に比べて単語の形や、何より音がラテン語とは大分変化してしまいました。そのため、結びつきは強いのですが、ラテン語の香りをダイレクトに感じることのできる言語ではなくなってしまった感はあります。

ラテン語やイタリア語はスペルにあるほとんど全ての文字をちゃんと発音しますが、フランス語は「書くけど発音はしない(しなくなった)」という文字がとても多いのです。

ドイツ語

一方で、フランス語からドイツ語に進もうとしている(またはドイツ語→フランス語)方は、直接的なアドバンテージはあまりありません。語彙も文法も隣の国なのにドイツ語とフランス語は随分異なります。どちらかというと、ドイツ語がフランス語から語彙を取り入れたパターンはまだ一般的に見られるのですが、逆にドイツ語由来のフランス語はほとんどありません。

ドイツ人でもフランス人でも英語はできる人はたくさんいますが、ドイツ語が上手に話せるフランス人は私はあまり見たことがありません。

ドイツ語は難しいと思っているフランス人は多いというのが私の印象です。

枠構造や格変化など、英語やフランス語にはない「ドイツ語ならでは」のルールはなかなかロマンス語話者には受け入れにくいのではないかと思います。

新たな言語への船出に寄せて

新しい言語を始めるときは期待も大きい分、実際始めてみて、その難しさに挫折するということはよくあります。

日本の大学で第2外国語をある程度使えるようになって卒業する人なんて全体の何%でしょうか。最難関大学なんて言われる大学でもほんの一握りだと思います。外国語学部でもそうです。

ほとんどの人は初級文法で挫折してしまうからこそ、それを乗り越えることには大きな価値があります。

フランス語の海にこぎ出そうとしている方にとって、このサイトが初級文法を乗り越えるための道しるべとなって欲しいと思って書いています。

そして、このサイトを読んでフランス語の世界へと旅をしようと思い立った方が現れたなら、これ以上の喜びはありません。

新たな船出に寄せて。

Bon voyage !

ABOUT ME
yarusena
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巷の英語教員・語学人間
2019-2020年にかけて存在したサイト『やるせな語学』をリニューアルして復活させました。いつまで続くやら。最近は古英語に力を入れています。言語に関する偉大な研究財産を、実際の学習者へとつなぐ架け橋になりたいと思っています。
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