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- 英語にもあるよ、ウムラウト。【ウムラウト③】ウムラウトのシリーズは今回が最終回です。今までの記事では次の点について述べてきました。 今回は、ドイツ語でなく、英語を対象にします。英語にも実は様々な場面でウムラウトが起きているのです。英単語 fee… 続きを読む: 英語にもあるよ、ウムラウト。【ウムラウト③】
- 「ウムラウト犯」を追え【ウムラウト②】前回の記事では、そもそも言語を発音する上で前提となる「母音の調音点」を解説し、ドイツ語のウムラウトとはどういう現象なのかを解説しました。このように、言語の「音」や発語法そのものを研究する分野のことを音… 続きを読む: 「ウムラウト犯」を追え【ウムラウト②】
- 「ウムラウト」となにか。【ウムラウト①】さて、言語学習の時間です。ドイツ語を勉強し始めると、最初の段階で、A, O, U の文字の上に点がついた、Ä, Ö, Ü (ä, ö, ü)なんて文字に出会います。この人たちは「ウムラウト」と呼ばれて… 続きを読む: 「ウムラウト」となにか。【ウムラウト①】
- 英語は「衛星枠付け言語」Tom walked to the station. という英文があります。この文の日本語訳はどのようになるでしょうか。自然な日本語にするなら「トムは歩いて駅へと行った」という訳がいいでしょう。ここで… 続きを読む: 英語は「衛星枠付け言語」
- 英語動詞に「未来形」はあるか【③やがて哀しき未来時制】英語の未来表現を考えるシリーズ、この記事が最終回になります。これまでの記事では主に次の点を述べてきました。 今回は、英語に限らず、そもそも「時制」とは何か、そして、一般的に言語に「未来時制」というもの… 続きを読む: 英語動詞に「未来形」はあるか【③やがて哀しき未来時制】
- 英語動詞に「未来形」はあるか【②未来時制は、あります】英語の未来表現を考えるシリーズの第2弾です。前回は、英語学習の際、「未来形・未来時制」という言葉は使われがちですが、英語には本来的には「現在」「過去」の2つの時制形式しかないということを見ていきました… 続きを読む: 英語動詞に「未来形」はあるか【②未来時制は、あります】
- 英語動詞に「未来形」はあるか【①ゲルマン語本来の時制形式】今回からいくつかの記事は、英語の時制について考えます。中でも、英語に「未来形」という形は存在するか、という視点で、一般的な学校文法の現状と、学習参考書の記述、さらに、このサイトらしく他言語との比較を通… 続きを読む: 英語動詞に「未来形」はあるか【①ゲルマン語本来の時制形式】
- 印欧語の動詞の形態を学習しましょう【難易度高め】英語を勉強していると、英語はどこから来たのかと思うことがあります。遙か彼方まで言語の歴史を遡っていくと、英語やドイツ語、フランス語、ロシア語まで、インドからヨーロッパにかけて使われている言語は、印欧祖… 続きを読む: 印欧語の動詞の形態を学習しましょう【難易度高め】
- 英検1級の【要約問題】で満点をもらったので、新形式について考察してみる2024年度より、英検に要約問題が登場しました。それを体感すべく、私もこのたび数年ぶりに英検を受験しました。結果から言うと、要約問題は満点がもらえました。この記事ではその答案を公開し、どのような考え方… 続きを読む: 英検1級の【要約問題】で満点をもらったので、新形式について考察してみる
- 大母音推移―音と綴りが決別するとき【英単語を本気で覚え始める前に知っておきたいこと③】英語史を知ると、英語の世界はもっと広がります。普段意識しない英語の「きまり」に、英語の歴史から迫ってみましょう。前回は、英語の語彙について「ノルマン・コンクエスト」を中心に見ていきましたが、今回のテー… 続きを読む: 大母音推移―音と綴りが決別するとき【英単語を本気で覚え始める前に知っておきたいこと③】
- ノルマン・コンクエストがもたらしたもの【英単語を本気で覚え始める前に知っておきたいこと②】英単語学習は、とかく根性論を前提とした暗記活動になりがちです。もちろん、最終的に暗記は絶対に必要ですし、気合いと根性で乗り越えなければならない場面もあります。しかし、言語の根底には明確な理論が流れてい… 続きを読む: ノルマン・コンクエストがもたらしたもの【英単語を本気で覚え始める前に知っておきたいこと②】
- 英単語を覚えるのは、なぜ大変か【英単語を本気で覚え始める前に知っておきたいこと①】英語はヨーロッパの多くの言語と比べて、語彙が非常に豊富な言語と言われます。英語という1つの言語の中で、様々な外国語の影響が混ざりあっているのがその要因です。英単語学習を本格的に始める前に、こうした英語… 続きを読む: 英単語を覚えるのは、なぜ大変か【英単語を本気で覚え始める前に知っておきたいこと①】
- 英語本来の動詞の種類を知っておこう【ゲルマン語の動詞について】今回は、ゲルマン語の動詞の形態についてやや専門的な内容を紹介します。英語やドイツ語に代表されるゲルマン語には、元来「過去」と「現在(非過去)」の時制の対立が見られました。私たちが英語を学習するとき、ま… 続きを読む: 英語本来の動詞の種類を知っておこう【ゲルマン語の動詞について】
- 制約の多い文字 <i> と <u>【英語の綴りの規則】英単語の形成においては、どの文字もでたらめに自由に組み合わせていいわけではなく、それなりに綴り方の制約というものはあります。例えば、mloze, plrumi, uuyp, pamv なんて綴りの英単… 続きを読む: 制約の多い文字 <i> と <u>【英語の綴りの規則】
- 英語の前置詞の語源はおもしろい英単語を暗記する時に、語源を活用する人も多いと思います。どちらかというと、大学入試に向けてラテン語系の難しい単語を覚えるときに語源を手がかりにするような教材が世の中にはたくさんあります。一方で基本単語… 続きを読む: 英語の前置詞の語源はおもしろい
- ゴート語のこと【ゲルマン語最古の言語のことを知っておこう】今からおよそ3000年から2500年ほど前にはゲルマン語は印欧語から分岐していったと想定されています。英語、ドイツ語、オランダ語といった西ゲルマン語に対して、スウェーデン語、ノルウェー語、アイスランド… 続きを読む: ゴート語のこと【ゲルマン語最古の言語のことを知っておこう】
- ロータシズム(R音化)について【ゲルマン語の音の変化】「フリーザ」と「フリーレン」という2人のキャラクターに観察される、音の変化について解説します。 有声音の [z] が [r] の発音に変化するのが「ロータシズム (rhotacism):R音化」という… 続きを読む: ロータシズム(R音化)について【ゲルマン語の音の変化】
- 【ラテン語を学習するメリット】英語とラテン語の深~い関係から見えるもの※この記事は、『(旧)やるせな語学』に2019年に投稿された記事を、加筆修正したものです。 ラテン語という名前を聞いたことはあるでしょうか。ローマ帝国という遙か昔に栄えた大帝国の公用語であり、長らくヨ… 続きを読む: 【ラテン語を学習するメリット】英語とラテン語の深~い関係から見えるもの
- 【ラテン語が現代イタリア語になるまで】大理石から青空へ※この記事は『(旧)やるせな語学』に投稿された2020年の記事を加筆修正したものです。 現代イタリア語は、ヨーロッパの偉大な古典語であるラテン語から派生した言語です。そのため、この2つの言語は見た目上… 続きを読む: 【ラテン語が現代イタリア語になるまで】大理石から青空へ
- 和文英訳不要論を論破する――『「京大」英作文のすべて』という名著から※この記事は『(旧)やるせな語学』に投稿された2019年の記事を加筆修正したものです。 日本語を英訳する問題は、長年、大学入試の英作文における定番問題でしたが、徐々にその地位を失いつつあります。和文英… 続きを読む: 和文英訳不要論を論破する――『「京大」英作文のすべて』という名著から
- 元・英英辞典読書家が、英英辞典のメリットと使い方について語ります※この記事は、『(旧)やるせな語学』に投稿された2019年の記事を加筆修正したものです。 英語の辞書を選ぶときは、長らく付き合うパートナーを選ぶようなもので、慎重になります。そのなかで、英英辞典という… 続きを読む: 元・英英辞典読書家が、英英辞典のメリットと使い方について語ります
- don’t have to と must not の意味が違うわけを考えすぎ「なくてもいい」けど、まったく素通り「してはいけない」という話中学校の英語で私たちは「助動詞」という単元を勉強するのですが、そのなかに「できる」やら「してよい」やら、はては「しなくてはいけない」なんて意味の単語を勉強します。 「しなくてはいけない」なんて意味で私… 続きを読む: don’t have to と must not の意味が違うわけを考えすぎ「なくてもいい」けど、まったく素通り「してはいけない」という話
- 多言語と英語史の沼にハマった英語教員が、英語の「比較」について改めて考えてみた「トムは背が高い」という文を作るのは簡単です。 Tom is tall. となります。「トムはジョンより背が高い」としたいなら、どうするでしょうか。私が中学生に初めてこの文を教えるとき、「~より」は … 続きを読む: 多言語と英語史の沼にハマった英語教員が、英語の「比較」について改めて考えてみた
- 語学のやるせなさを乗り越えるには、日本のことを話せるようになるといいってこと日本のことについて英語で話す練習をしたことがあるでしょうか。案外ないという方が多いのではないでしょうか。それは、もったいない。今回は、そんなお話。 ※この記事は『旧 やるせな語学』サイトにて2019年… 続きを読む: 語学のやるせなさを乗り越えるには、日本のことを話せるようになるといいってこと
- 【祖語 *euə- の世界】空っぽだから欲しくなるのです印欧祖語 *euə- は何かを「捨てる、見捨てる」という意味を担っていたと推測されています。そこから、「捨てられた、欠けている、空の」というように意味を広げていきました。ウワーッっと、バーッっと広がる… 続きを読む: 【祖語 *euə- の世界】空っぽだから欲しくなるのです
- 【ドイツ語ってどんな言語?】発音・文法・語彙の特徴から「真のゲルマン語らしさ」へ迫る言語には、魂が宿るでしょうか。ドイツ語の響き、ドイツ語の文法、ドイツ語の語彙を見るたびに、「ドイツ的なるもの」というつかみ所のない何かに心を射貫かれます。ドイツ語を聞くと、私の心の奥底にある「面白い言… 続きを読む: 【ドイツ語ってどんな言語?】発音・文法・語彙の特徴から「真のゲルマン語らしさ」へ迫る
- 【音声付き♪ ドイツ語発音・完全ガイド!】正しい発音の規則とポイント これで必ず発音できる!ドイツ語の「音」は、非常にクリアな母音にいくつかの子音が寄り集まるようにして生み出されます。発音規則ははっきりしていて、ほとんどすべての単語はその規則通り発音されます。初めて見た単語でも発音できますし… 続きを読む: 【音声付き♪ ドイツ語発音・完全ガイド!】正しい発音の規則とポイント これで必ず発音できる!
- 多言語と英語史の沼にハマった英語教員が、英語の「完了形」について改めて考えてみた私はかつて、1年間フランスにてワーキングホリデーを経験したのですが、その際何人かのフランス人と会話してみて、彼らの英語学習に対する認識について知る機会がありました。私の印象では、英語が得意というフラン… 続きを読む: 多言語と英語史の沼にハマった英語教員が、英語の「完了形」について改めて考えてみた
- 【祖語 *pleu- の世界】流体の洪水、空気をつかみ、空へ印欧語幹シリーズ、今回は前回の *bhel-³「膨らむ」の続きとして、 *pleu-「流れる」 の関連語をさらに紹介していきます。 まず、この語幹は「雨が降る」を意味するラテン語 pluere にたど… 続きを読む: 【祖語 *pleu- の世界】流体の洪水、空気をつかみ、空へ
- 【祖語*bhel- / *bhleu- の世界】珠のごとく、膨らんで、言の葉印欧語源 *bhel-² は「膨らむ」という意味を持ち、そこから「球体上のもの全般」を表すように広がっていきます。ball や bowl も同じ語源で、ここから派生しています。この語幹は枝葉を広げるよ… 続きを読む: 【祖語*bhel- / *bhleu- の世界】珠のごとく、膨らんで、言の葉
- blood の発音が流血レベルで不規則なわけ英語の綴りと発音の話。今回は blood です。 かつて、センター試験は発音問題にて幕を開けるのが定番となっており、この blood と flood を、例外的な発音をする単語だと暗記した人もたくさ… 続きを読む: blood の発音が流血レベルで不規則なわけ
- 【祖語 *bhel-¹の世界】光は闇を、闇は光を、それぞれ内包する印欧祖語から現代英単語を考えると、思いもよらぬところで単語同士のつながりが見えて、はっとすることがあります。遙か彼方の我々の祖先が口にした言葉は濃い霧の中にこだまする言葉のかけらのようで、現代の私たち… 続きを読む: 【祖語 *bhel-¹の世界】光は闇を、闇は光を、それぞれ内包する
- 多言語と英語史の沼にハマった英語教員が、英語の「受動態」について改めて考えてみた私は遺憾ながら人からナメれることが多く、英語を教えていても、お前の話など聞く気はないわよんと、たくましく黙殺されることがよくあります。それだけだったらいいのですが、時に子どもたちは私のことを積極的にお… 続きを読む: 多言語と英語史の沼にハマった英語教員が、英語の「受動態」について改めて考えてみた
- 多言語と英語史の沼にハマった英語教員が、英語の「進行形」について改めて考えてみた私たちは中学1年の時点で「進行形」という用語と共に “be + -ing” という形を習います。一般的に多用される形ではあるのですが、「進行形」というのは、改めて考えてみると、… 続きを読む: 多言語と英語史の沼にハマった英語教員が、英語の「進行形」について改めて考えてみた
- busy – business – busyness: 最後のやつだけ3音節英語の綴りと発音の謎に迫るシリーズ、今回は、基本的すぎて不規則だということを忘れがちな単語、busy を扱います。 英語では通常-u-の綴りの短音を、but のように /ʌ/ の音で読みます。この原則… 続きを読む: busy – business – busyness: 最後のやつだけ3音節
- bury「埋める」の発音がベリーベリー不規則なわけ英単語 bury を発音してみてください。 「ブリー」でも「バリー」でもありあせんね。 この単語は merry や very と韻を踏み、berry とまったく同じ発音という、まったくベリークレイジー… 続きを読む: bury「埋める」の発音がベリーベリー不規則なわけ
- カフカ『変身』をドイツ語で読む 【ドイツ語の特徴と読解ポイントを解説】※ この記事は、『(旧)やるせな語学』2019年6月30日に投稿したものに、加筆修正を加えたものです。 フランツ・カフカの『変身』は、日本で最も知られたドイツ文学作品の一つです。非常に有名な出だしで始… 続きを読む: カフカ『変身』をドイツ語で読む 【ドイツ語の特徴と読解ポイントを解説】
- 『星の王子さま』をフランス語で読む【フランス語読解のポイントを解説】サン=テグジュペリの『星の王子さま』は、言わずとしれた世界文学の名作です。今回は、そんな『星の王子さま』を原文であるフランス語で味わってみようと思います。非常にやさしいことばで書かれたフランス語を通し… 続きを読む: 『星の王子さま』をフランス語で読む【フランス語読解のポイントを解説】
- 大学入試の英語ってどうなの――東大・京大の入試問題に何を思うか大学入試の英語は我が国において、英語学習の方向を定める点において、非常に大きな影響力を持つ試験です。英語力がもっとも成長するであろう3年間のゴールに存在するのが入試であるので当然です。今回は、東大京大… 続きを読む: 大学入試の英語ってどうなの――東大・京大の入試問題に何を思うか
- 【第2外国語の語彙学習】そして私は辞書を読みましたとさ第2外国語の単語をどうやって覚えよう。単語集もあまり売ってないし。 中級レベルに達するとこの問題が生じます。結論としては、辞書を上手く使うしかありません。今回は、英語以外の外国語を勉強するときに私が実… 続きを読む: 【第2外国語の語彙学習】そして私は辞書を読みましたとさ
- 【フランス語多読(中級編)】20世紀フランス文学の名作でフランス語を学びましょ多読は語学の基礎体力をつくる最も重要な作業のひとつです。私が多読をする場合、特に中級までの段階では小説をメインに読みます。その言語のことばの世界が一番豊かに広がるのはやはり小説ではないかと思うからです… 続きを読む: 【フランス語多読(中級編)】20世紀フランス文学の名作でフランス語を学びましょ
- 【フランス語多読(初級編)】初心者におすすめのフランス語の本とその難易度・読み方フランス語の本を読んでみよう! ということで、今回は、初級段階で(なんとか)読んでいけるフランス語の本を紹介します。 ※この記事は「(旧)やるせな語学」(2019年4月)に投稿されたものを、加筆修正し… 続きを読む: 【フランス語多読(初級編)】初心者におすすめのフランス語の本とその難易度・読み方
- 【ラテン語読んでみよう】Ave Maria 歌詞解説 ラテン語の世界に親しもう!ヨーロッパの古い言語にラテン語というものがあります。古代ローマ帝国の公用語であったその言語は、教会や大学の反映を経て長らくヨーロッパの学術・宗教分野の公用語として使われてきました。 現代のヨーロッパの… 続きを読む: 【ラテン語読んでみよう】Ave Maria 歌詞解説 ラテン語の世界に親しもう!
- 【ドイツ語多読(初級編)】ドイツ語で書かれた名作を読みましょうドイツ語の本を読んでみたい! でも何から読んだらいいの? そう思ったあなたに、おすすめの洋書を紹介します。定番のものから、あまり知られていない本までいろいろです。楽しいものからドイツ人らしくシリアスな… 続きを読む: 【ドイツ語多読(初級編)】ドイツ語で書かれた名作を読みましょう
- 【古典ギリシャ語を学習するとどんないいことがあるか】マニア向け? 死語? いえいえ・・・古典ギリシア語という言語があります。正直マニア向け言語です。しかし、この言語を学ぶ面白さやメリットは実はたくさんあります。αβγなどのくねくねした文字が何ともかわいらしいギリシア語。それは、西洋文明の… 続きを読む: 【古典ギリシャ語を学習するとどんないいことがあるか】マニア向け? 死語? いえいえ・・・
- 英検1級を取得した後に、ケンブリッジ英検の最高峰CPEの問題をやってみた話世界には英検1級を超える英語試験があるものです。その名も、ケンブリッジ英検CPE(C2 Proficiency)。かなり難しいテストですが、私は今回この問題に2回チャレンジしました。英検1級(C1)レ… 続きを読む: 英検1級を取得した後に、ケンブリッジ英検の最高峰CPEの問題をやってみた話
- アメリカ文学の名作で英語多読 絶対外せない作品を紹介します英語がある程度できるようになってきたら、洋書を読んでみるのがおすすめです。今回は、洋書多読の教材として定番中の定番であるアメリカ文学の名作について紹介していきたいと思います。 世界文学の傑作を通して英… 続きを読む: アメリカ文学の名作で英語多読 絶対外せない作品を紹介します
- 【エッセイ】それが、語学の苦しみ――語学の天才M先生のこと大学生の頃、M先生という方がいた。この人は、私が出会った人の中でもっとも適当な人だった。眠いから午前の授業は嫌だといって、勝手に午後の授業に変えてしまったり、来週は風邪を引く予定だからといって、しょっ… 続きを読む: 【エッセイ】それが、語学の苦しみ――語学の天才M先生のこと
- 語学においてパラフレーズは大切。なぜなら、人生はパラフレーズだから。「パラフレーズ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。簡単に言うと、「言い換え」表現のことです。語学の分野ではとっても重要な能力のひとつです。リーディング・ライティング・スピーキング・リスニング、ど… 続きを読む: 語学においてパラフレーズは大切。なぜなら、人生はパラフレーズだから。
- 【イタリア語ってどんな言語?】発音・文法・語彙の特徴から「入り口は広く、出口は狭い」言語に迫る紺碧のアドリア海、ピッツァ・マルゲリータ、情熱のカルチョ(サッカー)、フェラーリで陽光の下を駆け抜ける・・・。多くの華やかなイメージが、私たちの憧れをかき立ててくれます。 そんな国で話されているのがイ… 続きを読む: 【イタリア語ってどんな言語?】発音・文法・語彙の特徴から「入り口は広く、出口は狭い」言語に迫る
- 【フランス語ってどんな言語?】発音・文法・語彙の特徴と「優雅で明晰な言語」の姿新しい外国語に手を出すのはいつだって大きな期待とちょっとの不安が伴います。今回は、フランス語に興味がある! フランス語を勉強したい! という方に向けて、フランス語という言語をざっくりと紹介します。 独… 続きを読む: 【フランス語ってどんな言語?】発音・文法・語彙の特徴と「優雅で明晰な言語」の姿
- 【イタリア語発音・完全ガイド】読み方の規則とポイント これで必ず発音できる!イタリア語の「音」は、明るく朗らかに響く母音にクリアな子音が組み合わさった、音楽的美しさを持っています。発音規則は極めて明快で例外も少ないので、一通りの規則を頭に入れて練習すればだれでもすぐに発音でき… 続きを読む: 【イタリア語発音・完全ガイド】読み方の規則とポイント これで必ず発音できる!
- 英検2級を考える――「日本人の平均以上」内容と乗り越えるべき課題英検2級って高校レベル? 中学生でもとれる? 大人で2級ってどうなの? 英検2級について、いろいろな声を耳にします。今回は、そんな英検2級の話です。どんな試験がつかめたら、学習法が見えてきます。そこで… 続きを読む: 英検2級を考える――「日本人の平均以上」内容と乗り越えるべき課題
- 英検準1級を考える――「英語できます」と言えるレベル その内容と対策法英検の準1級を受けようと、決意された方、なんとなく憧れている方は多いと思います。そんなとき、実際英検の準1級ってどのぐらいのレベルなの? と疑問だったりするのではないでしょうか。今回はそんな英検準1級… 続きを読む: 英検準1級を考える――「英語できます」と言えるレベル その内容と対策法
- 英検1級を考える――「ネイティブでも難しい」神話、「だれでもとれる」という噂について英検の1級は、日本で実施される難関語学試験の中でも最も受験者が多い、レベルの高い試験です。今回は、この英検1級について、どのぐらいの難易度なのか、どのように対策をしていけば合格に近づけるのか考えてみた… 続きを読む: 英検1級を考える――「ネイティブでも難しい」神話、「だれでもとれる」という噂について
- 【The Economist で英語学習】難易度高い英文とイギリス英語らしさを攻略するイギリスの高級紙にThe Economistというものがあります。内容もさることながら、高次元の英語力を身につけるにはとても有用な雑誌です。今回はそんな The Economist誌の英語についてその… 続きを読む: 【The Economist で英語学習】難易度高い英文とイギリス英語らしさを攻略する
- 助動詞 can の歩む道 ――「知っている」から「いま、できる」のです。6千年以上に使われていた、現在のヨーロッパ言語の祖先を印欧祖語といいます。今日のインドからヨーロッパにかけて使われている言語の多くは、この印欧祖語にさかのぼることができます。 研究者は現在の諸言語をあ… 続きを読む: 助動詞 can の歩む道 ――「知っている」から「いま、できる」のです。
- 【ロシア語ってどんな言語?】発音・文法・語彙の特徴から「難しい神話」に迫る※ この記事は『(旧)やるせな語学』に2020年1月17日に投稿された記事を加筆・修正したものです。 雪に閉ざされたシベリア、タマネギ型の尖塔に重厚な建築群、黄金に彩られた宮殿、魔術的魅力を放ちながら… 続きを読む: 【ロシア語ってどんな言語?】発音・文法・語彙の特徴から「難しい神話」に迫る
- woman「ウマン」の複数 women「ウィミン」よ、お前は一体どこから来た?英語の発音は大部分は規則化できるのですが、それでも、どう考えても例外的な発音をする単語に出会うことがあります。英語に関しては、特に学習の最初期の段階でそういった不規則な単語に出会うことが多いので、全体… 続きを読む: woman「ウマン」の複数 women「ウィミン」よ、お前は一体どこから来た?
- 耳をすませば綴り字マスター綴り字の中には、文字と文字の関係性を知っておくと納得できるものがたくさんあります。今回は英単語の見え方が変わる画期的な考え方に触れたいと思います。私が英語を勉強を始めた中学、高校時代は、ある程度英語の… 続きを読む: 耳をすませば綴り字マスター
- やるせな語学 再始動2019年から2020年にかけて存在した語学サイト、『やるせな語学』をリニューアルして再スタートすることにしました。 扱うテーマは今回も語学全般についてです。 私の英語についての主な関心事は、英語の発… 続きを読む: やるせな語学 再始動